脳内ベクトル

係長が営業の人と「この前の大会が……」とかって話してたから、「係長、なんかスポーツされてるんですか?」って尋ねたら、
「いや、うちの息子が野球をね」──なーんて云うじゃありませんか!
ダメなの、今は「野球」なんて単語に過剰反応してしまうのよ。しかも息子なんて云うじゃない!
「えーっと、係長のところ息子さんお幾つでしたっけ?」
「息子? 小学校6年生」
「あ、じゃあ来年は中学生?」
「そう、そう」
巧と豪ちゃん*1が出会った年だ!──なんて、私の脳内のベクトルは妄想街道まっしぐら(笑)。
「応援にもよく行くけど、最近の小学生って大きくてね、俺よりデカいのいるもんね。多分170以上はあると思うよ」
やっぱり!
思わず相槌を間違ってしまうコバトでした(笑)。
普通だったら「へえ、そうなんですか〜!」なんて驚くところなんですよねー。
でも、私の頭の中ではしっかりと豪ちゃんと巧のことが浮かんでたので、「やっぱり」って思わず口をついて出てしまったのです。
へんな相槌打たれて係長は不思議そうな顔してました(笑)。

*1:「バッテリー」(あさのあつこ著)の主人公とその相棒