元気になれ。

具合の悪かったうちのシンノスケ*1。獣医さんの云いつけ通りに薬を飲ませてあげたら順調に回復、すっかり元気に走り回るようになりました。
一安心──とは云っても、もう人間で云えばすっかりおじいちゃんだから、いつどうなっておかしくないんだよなって、分かってはいたけど今回の件で改めて思い知らされました。


病院に向かう車の中でいつもよりも大人しいシンノスケを膝の上に乗っけて、この子がいなくなったら私はどうするだろう、とか考えてむちゃくちゃ落ち込みました。
どちらかといえば無愛想で、お手とおかわりくらいしか出来なくて、気の荒い子供の頃には三度も手を噛まれて、それでも真っ黒な丸い目は苦しいことや哀しいことを忘れさせてくれたし、茶色の毛並みを撫でればいつでも日なたにいるような気持ちにさせてくれました。
毎日庭に寝そべって私の帰りを待っていてくれたのに、その姿もきっと、あと数年もすれば見ることが出来なくなってしまうんだろう。


どうか一日でも、一分でも一秒でも、長く生きて欲しいとか考えたりして。


とりあえず今は元気に走り回る姿に安心しています。

*1:我が家の愛犬、マヌケな柴犬。ちなみに名前の由来はクレヨンしんちゃんとは無関係。