放生会

友人に誘われ筥崎宮の秋を呼ぶお祭、「放生会」に行って来ました。
行きたいとは思いながらも、あの人混みに飛び込む勇気がなくなんとなく行きそびれていましたが、よい機会でした。


お昼前に待ち合わせ電車に揺られ、到着。
そしてやっぱりすごい賑わいです。
迷子のアナウスが鳴り響く参道。すれ違う人と肩がぶつかる──気をつけて歩かねば!
夜になるともっともっとスゴイんだろうなー。

まぶしいくらいの快晴に、肌もじりじり。

久しぶりに、真昼間の太陽に長時間晒された私。
夏も終わろうと云うのに、今更日焼けするのだろうか???


とりあえず咽喉の渇きと空腹を感じ露店巡りへ。
日本各地、そして海外のモノまで、国際色豊かな屋台に目移りします。
カクテルを扱う露店を発見!
早速「フローズンカシスオレンジ」を購入しました。
今はこんなおしゃれな露店まで存在するのですね。


更に、トルコ人なのか定かではないのですが、金髪のお姉さんのやってる露店にて、トルコ料理の「ドネルケバブ」を入手します。
ドネルケバブ」って、こういうのですよ(↓)。

キャベツがめちゃくちゃ入ってて、思ったよりもボリュームあります。
もうなんにも食べれない!


お腹いっぱいでシアワセな気分になったところに、いいタイミングで「献菓祭」(←お菓子を供える神事)が始まるとの情報。

お菓子を抱えた行列が──

神殿に向かっております。ぞろぞろぞろ、って感じで。
で、神殿では丁寧にお菓子を謙譲しておりました。

神殿の回廊では放生会の名物「おはじき」や「チャンポン」、「大絵燈籠」の展示が行われていました。

こんな方の燈篭も発見!
美しい文字のIKKOさんですが──豊田一幸さんって本名がぶら下がってます。いいの???




おはじきは、個数限定で販売されてます。手に入れるには前日から並んだりする必要があるそうです。
並ぶの?! 前日から??? ──とか思ってたけど、展示品を見ると並びたくなる気持ちも分かるなぁ。
細かい細工、丁寧な作りに鮮やかな色使い。
ものすごくカワイイじゃないですか!
毎年テーマが変わって、上が「放生会」下が「節句」です。


最後に放生会で見たオモシロ露店の一部を紹介します。

超氷点下? 冷凍室とかそういうのかな?
ものすごく入ってみたくなりました。



露店の花形「お化け屋敷」です。
呼び込みのおじちゃんが楽しい、とか笑える、とか云って呼び込みしてたのが笑えました。
楽しくてどうする、お化け屋敷!
表に飾ってあったお化け、なんだろう? 井戸から出ているところを見ると番町皿屋敷のお菊さんかな?


そして昭和の匂い漂う「見世物小屋」。
乱歩の時代を彷彿させるエログロなイラストが目を引きます。
しかし中身は当時と違って健全な、びっくり人間的な事をやっているようでしたよ。呼び込みのお姉さん(?)も、いやらしいものじゃないよ〜、って云ってたし。
当たり前だね。


家に帰ったら、やっぱり日焼けしてた。