天神落語まつり

わー、久しぶり。
1ヶ月も放置してたなんて──月日が経つのは早い。
生きてました、元気に生きてたけど。


今月は仕事もプライベートもやったら忙しくて、ついでに今更、なんでかピンクのベストとスーツ姿の芸人さんが気になってて、家に帰るとテレビの録画とネットで過去動画を漁って見るので精一杯でした(苦笑)。


ま、そんな云い訳ははどうでもいいんですが、楽しみにしていた「博多・天神落語まつり」に行って参りました。


「天神落語まつり」とは、博多の天神で3日間を通して色んな噺家さんがやってきて落語をやり倒す、という贅沢なイベントで、今年3回目ということです。


私が行ったのは「ブラック団三人会」の回で、三遊亭楽太郎さん、春風亭昇太さん、林家たい平さんの三人が出ていらっしゃったのですが、その日の朝ニュースを見てビックリ、円楽さんの訃報です。
ちょっと複雑な気持ちで会場に向かったのですが、それでも会場は笑いに包まれ、大いに盛り上がりました。
楽太郎さんが円楽さんの十八番だった「浜野矩随」を演じたというのが、また感動。


後日ニュースでその時の楽太郎さんの、訃報を聞いた前日は一晩中ホテルで泣き明かした──という話を知り、しかし会場では微塵もそんな素振りも見せず、それどころか、笑って盛り上がるほうが円楽さんも喜ぶからって平気な顔でおっしゃていたのを思い出し、当たり前のことですが、プロってスゴイなと改めて思いました。
そういう努力や強い思いのひとつひとつが積み重なって、人を感動させる芸となっていくんだろう。


忙しい合間を縫って観にいって、ホントによかったです。