ジョン・エヴァレット・ミレイ展






地元の美術館でやっていた「ジョン・エヴァレット・ミレイ」へ行ってきました。
車で10分足らずのお馴染みの美術館ですが、なんだか久しぶりに足を運びました。
人が多いだろうと覚悟して開館10時に合わせて向かったのですが、既に結構な人が来られてました。
なんたってオフェーリアですから!


しかし、人が多いと云っても開館直後なので黒山の人だかりってほどでもなくて、もうゆっくりたっぷり堪能させて頂きました。


目を奪われるって、こういうことを云うんだなぁ、って。だって目が離せないんです。
その場から10分くらいは動けなくて、ひたすら見続けていました。
それからあんまり一所に立ってても邪魔だろうと、一応動いたんですけど、後ろ髪惹かれちゃうんですよね。
またオフェーリアに戻って5分くらい動けなくて、最後会場を出る時もオフェーリアを一目見たくて向かってしまいました。
細部に至るまでなにもかもが美しくて、この世のものとは思えなかったなぁ。
こうやって写真で見てもキレイだけど、ホンモノは全然違いますよ〜。
軽く魂持って行かれそうでした。


ミレイ展を後にして、久しぶりに訪れた美術館をぐるっと巡ってみました。
知らないうちにデスノート(映画)が撮影に来ていたようです。
ああ! あの最後の美術館のシーンはココでしたか!! 云われてみれば──的な。
監督やキャストやスタッフ揃っての記念写真が飾ってありました。


歩きつかれて美術書の並ぶ図書室(?)で一休み。

こじんまりとしていて適度に暗く、涼しくて静かで、しかも誰もいないんです。
こんな立派なテーブルと椅子もあるのに!
なんか図書室と云うよりもおしゃれなレストランみたい。
勿体無いのでのんびりさせて頂きました。

窓の向こうには北九州の街が一望出来ます。
最高のシチュエーションですね。

お腹が空くまでぼんやりしてました。
素敵な時間をありがとう。