豪雨

こんな雨を体験したのは生まれて初めてです。
強風に叩きつける雨の量は半端なくて、なんとか頑張って駅のホームに立ち、慌て気味の駅員さんのアナウス聞きながら、「絶対電車動かんな」って思いました。
諦めてタクシーで帰ろうとしたら、皆同じこと考えるのよね、タクシー1台もいないし。
幸い父親が自宅にいたんで迎えを頼んだんだけど、川みたいになってる道路のせいで思ったとおりの大渋滞。
通常20分弱の距離が1時間ですよ。
途中川みたいになった道路の深みにはまったバスに、消防隊が出動したとか。


夜になってもスコールみたいな雨は止む気配がなくて、屋根をひたすら叩き続けてる。
小学生の頃に一度だけ、近くの川が氾濫したことがありました。
幸い私の家は高台にあったので平気だったのですが、学校に行ったら友達が「畳がプカプカ浮いて船みたいに上に乗ってたの、楽しかったよー」って云ってるのを聞きました。
子供だった私は、のん気に「いいなぁ」なんて云っちゃってたんですけど、さすがにそれから川は綺麗に整備され、少々の雨なら耐えられるようになりました。
しかし今回の雨は少々じゃない! 全然ない! こんな雨経験したことない!
心配です。


更に今日から3日間は地元の祇園祭なんですよ。
最悪だな。


雨音なんてカワイイ感じの音じゃなくて、辺りをガシガシ叩いてまわってる雨の音を聞きながら眠ってたら「ドッカン」って音がした。
「なに?!」って飛び起きたら、またまた「ドッカン」って音がして窓がビリビリ云ってるのが分かりました。
でっかい打ち上げ花火が上がった時みたいに。
「勘弁しろよー、雷!」
再び激しくなる雨音。
なんてことだ、って思いながら、再び眠りに付きました。


川は大丈夫だったけど危ないところまで来ていたみたい。